患者さまに質の高いサービスをお届けできるよう、新しいものを積極的に取り入れ、当院で働く仲間と一緒に、薬局としての価値を高めるチャレンジを楽しくし続ける、薬局でありたいと思っています。
設立した平成10年から、地域の患者様から信頼され、患者様の支えとなり愛される薬局となるよう、提供する質にこだわりながら社員一丸となって事業を運営し、小規模薬局としては異例の年間売上約4億の安定した業績を出すことができております。
これは、設立から約6年が経過した平成16年頃に、今後、調剤薬局に求められるであろう「地域包括ケアシステム」にいち早く目をつけ、外来にこられた患者様への外来投薬に加え、地域の介護施設への配薬と在宅の患者様への配薬を行い、信頼を得てきた結果です。
施設や在宅への配薬といっても単純にお薬を持っていくだけではありません。各介護施設、その入居者様、在宅の患者様、それぞれにお薬の管理方法や配薬方法に関しての要望が全く異なります。当初は異なったニーズに合わせていくのに大変苦労しましたが、社員全員が意見を出し合うことで、少しずつノウハウを蓄積し、今では、当社の薬の管理方法の提案と、至急薬の迅速な対応、無菌調剤など高く評価していただくようになりました。これが私達の強みである「さつき薬局式地域包括ケアシステム」です。現在では、東大阪・八尾地域で11の施設様と400名を越える在宅患者様と安定したお取り引きを頂いております。
私が経営者としていつも大切にしているのは、縁あって当社に入社してくれた従業員とその家族の生活を守ることです。そのために売上があり、利益を上げるという目的があると考えています。そして、利益を上げるためには社会で求められるような存在価値の高い企業でないといけません。存在価値の高い企業となるためには、経営者含めた社員全員が変化の激しい医療業界の動向を知った上で、どう対応するかを常に考えながら介護施設や看護士、介護スタッフとの連携をはかることが必要です。今後も私達の強みである「さつき薬局式の地域包括ケアシステム」をどう強化していくかを社員や患者様の目線で考え、従業員とその家族の生活を守る堅実な経営者であり続けたいと思います。